うつ 症例7

症例 うつ うつ
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うつ病で元気がない30代男性

目的

仕事はしているが、うつ病で元気が無くなってしまった。元の元気な状態に戻りたい30代男性の症例です。

状態

  • 元気のない状態になって1年半
  • 次第にやる気が無くなった
  • 寝られなくなったので、病院でお薬をもらった
  • 友達と会うのが嫌になってしまった
  • うつ病に効くと聞いた鍼灸を受けたが変わらない
  • うつ病に効くと聞いたフットマッサージを受けたが変わらない
  • お仕事は夜勤のある仕事で不規則
  • お仕事で自分を責めてしまった
  • 鬱になる前は、元気で明るい性格だった
  • イライラして落ち着かない

病歴

なし

処方薬

病院で診察を受けて、安定剤と睡眠導入剤を処方されていましたが、詳細はわからないとのことでした。

トレーニング内容

イライラして落ち着きのない脳波でしたので、落ち着かせる脳波フィードバックトレーニングを行いましたが、落ち着いた状態を安定させることができず、落ち着きのない状態に戻りやすい状態でした。

セルフケア

イライラして落ち着きがないことを自覚しているので、呼吸瞑想をお勧めしました。

経過

気持ちを落ち着かせることが困難でしたが、トレーニングを重ねることで落ち着きを取り戻していきました。

解説・考察

夜勤のある不規則な生活を送っていたため、調子を崩してしまったと考えられます。

さらに、責任感のある性格であり、家族のために仕事を頑張っているために、常に緊張をしていたのだと思われます。

うつ病で仕事を休みたいが、家族のことを考えると仕事は休めない、というジレンマに陥っていたといえるでしょう。

うつ病を治すには、休息が大事だといわれています。

ですから、脳もきちんと休息できるようにする必要があります。

しかしながら、うつ病で悩んでいる方の多くは、休息できていません。

うつ病を治したいのなら、「脳をきちんと休息させる」これが大事です。

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