うつ病で元気がない30代男性
目的
仕事はしているが、うつ病で元気が無くなってしまった。元の元気な状態に戻りたい30代男性の症例です。
状態
病歴
なし
処方薬
病院で診察を受けて、安定剤と睡眠導入剤を処方されていましたが、詳細はわからないとのことでした。
トレーニング内容
イライラして落ち着きのない脳波でしたので、落ち着かせる脳波フィードバックトレーニングを行いましたが、落ち着いた状態を安定させることができず、落ち着きのない状態に戻りやすい状態でした。
セルフケア
イライラして落ち着きがないことを自覚しているので、呼吸瞑想をお勧めしました。
経過
気持ちを落ち着かせることが困難でしたが、トレーニングを重ねることで落ち着きを取り戻していきました。
解説・考察
夜勤のある不規則な生活を送っていたため、調子を崩してしまったと考えられます。
さらに、責任感のある性格であり、家族のために仕事を頑張っているために、常に緊張をしていたのだと思われます。
うつ病で仕事を休みたいが、家族のことを考えると仕事は休めない、というジレンマに陥っていたといえるでしょう。
うつ病を治すには、休息が大事だといわれています。
ですから、脳もきちんと休息できるようにする必要があります。
しかしながら、うつ病で悩んでいる方の多くは、休息できていません。
うつ病を治したいのなら、「脳をきちんと休息させる」これが大事です。