レスポンデント条件づけ(古典的条件づけ)Classical conditioning の用語に下記のものがあります。
- 条件刺激 conditioned stimulus
- 無条件刺激 unconditioned stimulus
- 条件反応 conditioned response
- 無条件反応 unconditioned response
覚え方
「刺激⇒反応」は常にある。
無条件刺激UCSが来ることを予測できなければ、条件刺激CSにはならない。中性刺激NSのまま。
ただし、パブロフは、UCSとほぼ同時にCSを提示したことで、脳内で接続が形成され、動物はあたかもそれがUCSであるかのようにCSを扱うようになったと信じていた。・・・現代はUCSが来ている予測器としてCSを使用する。
Pavlov believed that presenting the CS at nearly the same time as the UCS caused a connection in the brain to form so that the animal treated the CS as if it were the UCS.
Psychologists today believe that the animal uses the CS as a predictor that the UCS is coming.
ポイントは、予測できるかどうか?
条件刺激は、予測できて初めて、条件刺激になる。
予測できなくなると、条件刺激ではなくなる(消去)。
ということで、
レスポンデント条件づけには、条件刺激がある。
条件刺激は、無条件刺激が予測できて初めて、条件刺激になる。
条件刺激と無条件刺激との関係性(予測できるか)が大切ということ。
条件刺激だけと提示すると、消去。(関係性がなくなる)
刺激の後に、反応があるよ。
だから、
条件刺激CS⇒条件反応CR
無条件刺激UCS⇒無条件反応UCR になる。
要するに、「刺激が反応になる」と覚える。
だから、
条件反応CRと無条件反応UCRは、基本同じ反応と考えておく。(本当は違うけど・・・)
教科書は、先に無条件刺激から説明するけど、逆に覚えた方が理解が深まり覚えやすいです。
ともかく、自分でテキストを作ってみると理解できます。