集中力のなさ、体調不良、朝起きれない状態を改善したい20代女性
目的
集中力のなさ、体調不良、朝起きれない状態を改善したく日本脳機能トレーニングセンターに相談された20代女性の症例です。
状態
病歴
副鼻腔炎
摂食障害になったことがある
処方薬
なし
トレーニング内容
落ち着きのない不安定な脳波でしたので、脳波を安定させる脳波フィードバックトレーニングを行いました。
また、脳波のバランスも悪く、自分の状態を誤って認識しているような状態であったため、改善する脳波トレーニングを実施しました。
セルフケア
自覚と自分の状態が乖離していましたが、無理にセルフケアをしてしまうと空回りしてしまうため、あえてセルフケアをしないようにしました。
経過
まずは、トレーニングで気持ちを安定化させることができ、楽に過ごせるようになりました。
さらに、本人は自覚できませんでしたが、集中できる時間がトレーニングごとに長くなっていき、体調を崩すことも少なくなっていきました。
解説・考察
誰しも状態を正確に認識することはできませんが、当症例の方は極端に自覚がズレていたといって良いでしょう。
恐らく、自覚している状況と実際の状況に差がありすぎて、お仕事でミスをしたり、体調が悪くなってしまったりしたのだと思います。
自分の限界を超えないように、体調が知らせてくれたと考えるとわかりやすいかもしれません。
また、ADHDの方は、「複数のことを同時にできない」「順序付けができない」というような特性があります。
ADHDの特性によって、自分自身をさらに追い詰めてしまい、非常に辛かったでしょう。
当センターのトレーニング・心理カウンセリングによって、随分と助かって良かったです。