脳の状態が悪くなる理由

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脳が状態が悪くなってしまうワケとは?

脳の状態が悪くなってしまう原因を一言でいうと「ストレス」です。

ただ、ストレスがあるからといって、必ず脳の状態が悪くなる訳ではありません。

さらに、過大なストレスや繰り返されるストレスによるトラウマでも、脳の状態は悪くなります。

常に受けているストレス

悩み

生活しているだけで、私たちは様々なストレスを受けています。

気温の急激な変化、会社でいじめを受けた。取引先との交渉がうまくいかなかった。

仕事に失敗した。社内の人間関係がうまくいかなかった。など、様々なストレスがあります。

ストレスを受けると、身体は闘うか逃げるかの反応をする

ストレスを受けると、私たち人間は自分自身を守るため、血圧を上昇させたり、心拍数を上昇させて、「闘うか逃げるか」の状態になります。

交感神経が働いている状態です。「闘争ー逃避反応」とも言います。

過大なストレスでは、身体は固まってしまう

ただし、過度のストレスが押し寄せてくると、私たちの身体は「凍結状態」になります。

凍結反応になる例
  • トラウマを思い出すと、体がこわばり動かなくなる
  • 問い詰められていたら、頭の中が真っ白になって反応しなくなった
  • 特定の場所に行くと、怖くて気絶してしまう

それだけでは、ありません。

「凍結状態」は副交感神経が強くなった状態です。

「あれ?リラックスすると副交感神経が強くなるのに?」

と思われたかもしれません。

実は副交感神経には2つあって、背側迷走神経複合体(はいそくめいそうしんけいふくごうたい)と腹側迷走神経複合体(ふくそくめいそうしんけいふくごうたい)に分けることができます。

リラックスして気持ち良くなっているときは、腹側迷走神経複合体(ふくそくめいそうしんけいふくごうたい)がキチンと働いていて、背側迷走神経複合体(はいそくめいそうしんけいふくごうたい)と交感神経がリラックスの状態になり、「リラックスしてるな」「気持ちいいな」となります。

ただし、背側迷走神経のすべてが副交感神経ではありませんし、副交感神経=迷走神経でもありませんので、注意が必要です。

とても難しくなってしまいましたが、簡単にいうと、副交感神経は2種類あるということです。

別の言い方をすると、自分の命を守れない程の巨大なストレスが襲いかかってきたとき、闘うことも逃げることも拒否し、固まってしまうのです。

巨大なストレスが無事に去って命が助かったとき、危険から身を守るため、忘れないようにしっかりと脳に記憶します。

危険に近づかないように、思い出してしまうのも危険なら思い出さないように記憶するのです。

「出生時に難産だった」「胎児のときに母親が事故にあった」などご自身では思い出せないことも、何らかの形でトラウマになっています。

この記憶によって「トラウマ」を作ってしまいます。

同じようなストレスを何度も繰り返すとトラウマになる

自分の命を守れない程の巨大なストレスが襲いかかってきたとき、闘うことも逃げることも拒否し、固まってしまう以外にも、トラウマになることがあります。

「毎日のように嫌がらせを受けた」ように何度も何度も繰り返されると、危険だと認識して逃げ出したくなりますが、大抵の場合、逃げることができません。

要するに「いじめ」から逃げることができずにいるのです。

もちろん闘うことなんてできません。

すると、人間諦めモード「自分では何もできない」になります。

軽い「凍結状態」で嫌なことが去っていくのを待つのです。

そして、なるべく避けようとしつつ、避けられずを繰り返しているうちに「トラウマ」になるのです。

トラウマは積み重なり、予期せぬ動きをする

自分の命を守るための記憶でもある「トラウマの記憶」は、変化して予期せぬ動きをしてしまいます。

なぜなら、人の記憶は時系列に並んでいるのではなく、記憶をいつでも取り出せるようになっています。

言い換えると、「脳の中には時間というものがない」のです。

神経学者 ジュラルド・エデルマン博士​(1972年 ノーベル賞)

「記憶は脳の一部に貯蔵されているのではなく、思い出す瞬間に、毎回、再構築される。

脳内で起こっていることは、シノプスとシノプスが結合し記憶の回路(神経回路)が作られているだけ。

その神経回路に、電気信号が伝わることで『思い出す』わけだけど、それはその瞬間瞬間に、新たな現実を創り出すことと変わらない」

例えば、10年前の記憶と3年前の記憶が似ているのなら、記憶を混ぜてしまうのです。

トラウマを持った脳は、良いと思って自ら脳の状態を悪くする

危険を避けることは、ごく当たり前のことです。

同じように、脳も危険(トラウマ)を避けようと、自らを変化させます。

脳は良かれと思って変化させたのに、「トラウマで動けなくなる」ようなことになってしまうのです。

トラウマを持った結果、次のような症状が出ることがあります

  • うつ病
  • 不眠
  • パニック症(パニック障害)
  • PTSD(心的外傷後ストレス障害)
  • 自律神経失調症
  • 自律神経(交感神経、副交感神経)の問題
  • 更年期
  • 片頭痛
  • 頭痛
  • 感情のコントロール
  • 情緒不安定
  • 不安
  • 怒り
  • 無力感
  • 慢性疲労
  • 慢性痛
  • 慢性の痛み
  • 集中力
  • 記憶力
  • 学習能力
  • ADD・ADHD(注意欠陥・多動性障害)
  • 思考力の低下
  • 依存症
  • 下痢
  • 自傷行為
  • 体重増
  • 摂食障害
  • 強迫行動(行為・思考)

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