脳波 Brainwave

脳波とは、脳の活動によって発生する電気信号を頭皮で測定したものです。

脳には、およそ1,000億個の神経細胞(ニューロン neuron)があります。
この細胞を1個だけ取り出すと、下図のような形をしています。

神経細胞 ニューロン

脳の中では、沢山の神経細胞が、複雑に接続しあってネットワークを形成しています。
思考をしたり、体を動かすときに、この細胞が電気信号を発生させています。
そして、化学的な反応を利用して電気信号を送っています。

神経細胞(ニューロン)が情報を伝達するシステムの詳しい説明はコチラ

ニューロン
神経伝達細胞(ニューロン)が信号を伝達するシステムについて 細胞膜の内側と外側で、電位差(電圧のことだと考えてOK)があって外側を0mV(基準)とすると-70mV(マイナス70ミリボルト)の差があります。

上図の下側に シナプス(synapse)と呼ばれる部位があります。
ここは他の神経細胞と接合する部分で脳波のもととなる電気信号が発生する部位でもあります。

シナプスが情報を伝達するシステムの詳しい説明はコチラ

シナプス
神経伝達細胞が信号を伝達する経路にあるシナプスでの信号伝達方法。セロトニンなどの神経伝達物質が活躍する場所です。ここの伝達がスムーズにいかないと、うつ病や不安、パニックを引き起こすといわれています。

神経細胞が信号を送るときに発生する電位の変化と、 シナプスで発生する電位の変化が集まり、頭皮に伝わったものが脳波として測定できます。

この信号の伝達は、100%正確に信号が伝達されるのではなく、
アルコール、マリファナ、タバコ、抗神経薬などで、シナプスでの信号伝達の内容が変わることがあり、元の情報と異なる情報を伝達してしまうことがあります。

その結果、次のようなことが起こります。

例)酔っ払っているときに、真直ぐ歩いているつもりでも、フラフラと歩いてしまう。
例)安定剤を服用しているときは、心が安定するが服用を止めると、不安定になる。
例)睡眠導入剤を服用した日は、すぐに寝られるが、服用しない日は寝付けない。

脳波を大まかに分けると、次のような関係があります。

デルタ波 0.5~3Hz

本能的、直感的認識、感情移入、睡眠に関係
夢を見ない睡眠で増加。
複雑形片頭痛、トラウマがあると、多くみられます。

シータ波 3~7.5Hz

潜在意識、感情、記憶、思いつき、精神的な洞察、突然の痛みを隠す、緊張の解放、睡眠に関係。
夢を見る睡眠、幻覚剤の作用で増加。
注意欠陥障害を持つ方には、多くみられます。

アルファ波 7.5~12Hz

エネルギーの貯蔵庫、夢と空想、瞑想、深い自己観察に関係。
目を閉じてリラックスしてる時に増加。
アルファ波の増大で、セロトニンの減少、メラトニンの増加、エンドルフィンの放出に関係。

ローベータ波 12~15Hz

感覚運動反応、心と体の接続、身体機能、リラックスした集中、注意深い能力、うつ状態に関係。

ベータ波 15~23Hz

低い認識、うつ状態、筋肉緊張、高血圧、不安に関係。
会話、考える時、問題の解決、外からの刺激がある時に増加。

ハイベータ波 23~38Hz

活発な認識、真剣な取り組み、理解、極度の集中、不安、緊張、否定的な考え、ストレスに関係。
複雑な問題を解決してる時、討論で増加。
ハイベータ波の増大は、学習と記憶の妨げ、ドーパミンの放出、セロトニンの増加、メラトニンの減少に関係。

ガンマ波 38~48Hz

知覚と認識に関係。
覚めのプロセス、夢を見る睡眠で増加。

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