ニューロフィードバックとブレイン・シンメトリーの違い

ブレイン・シンメトリーと、ニューロフィードバック・EEGバイオフィードバックの違いは、次のとおりです。

  1. 少ない回数で改善可能
    ニューロフィードバック・EEGバイオフィードバックでは90回程度必要なものが、10~20回程度
  2. リラックスして音を聞くだけで簡単に改善可能
    ニューロフィードバック・EEGバイオフィードバックでは、何らかの動作をしていただく必要があります。

なお、ブレイン・シンメトリーではバイオフィードバック機器がありますので、違いを体験していただくことも可能です。

違いを詳しく説明すると・・・

うつやパニックなどで、お悩みの方なら認知行動療法という療法をご存知かもしれません。

認知行動療法には、条件づけや条件反射というプロセスが関係しています。条件づけと聞くとなにやら難しそうに思えますが、簡単にいうと「学習」のことです。

ブレイン・シンメトリーは、条件付けではありません。

一方、ニューロフィードバック・EEGバイオフィードバックは条件づけ(オペラント条件付け)です。

【International Society for Neurofeedback Research (ISNR) (ニューロフィードバック リサーチ インターナショナル協会)の定義より】

さらに、詳しくご説明しましょう。

条件づけ・条件反射

条件づけの最も有名なものに「パブロフの犬」があります。

犬にメトロノームやベルの音を聞かせ、数秒後にエサを与えると、犬は反射的に唾液を出します。これを何度も繰り返すうちに、犬はメトロノームやベルの音を聞かせるだけで唾液を分泌させるようになります。

これが、条件づけです。(古典的条件づけ・レスポンデント条件づけ)

さらに、このような条件づけもあります。

犬がボールを口にくわえて、飼い主の元に駆け寄ってきました。そのとき、飼い主が犬をほめました。これが何度も何度も繰り返されると、犬はボールを持ってくるとほめられることを学習します。

逆に、犬がいたずらをして飼い主が犬を叱ることを何回か繰り返すと、犬はいたずらをすると叱られることを学習します。

これがオペラント条件づけというもので、学校の授業で、会社で、通勤通学中、車の運転など、ありとあらゆるところで行われている行動や考え方の学習です。

このオペラント条件づけを使っているかどうかがブレイン・シンメトリーとニューロフィードバックとの違いです。

ニューロフィードバックのアプローチ

では、具体的なニューロフィードバックのアプローチをお伝えしましょう。

ます、クライアントの脳波の活動の望ましい範囲の強さ(一般的に、マイクロボルトで測定される周波数帯の平均振幅)を指定します。この範囲は母集団の平均に基づいた基準の値です。

クライアントの脳がその振幅の範囲の中に入っているかどうかを判断し、フィードバック信号が出たり、出なかったりします。

動画を見たり、音などを聞きながら、脳波の振幅を一定範囲に収めることを学習します。

トレーニングでは、一般的に1,2回異なる種類のフィードバック信号を与えられます。

正しいか正しくないか「判断」する条件付けのシステムによって脳波振幅のコントロールや上書きを狙います。

なお、フィードバック信号が刺激となり、脳波の振幅が望ましい方向とは逆方向に変化してしまうことがあります。

ブレイン・シンメトリーのアプローチ

一方、ブレイン・シンメトリーは、脳波の周波数スペクトルで浮いている中央の範囲の中で優勢なEEG周波数の活動を反映されたフィードバック信号を出力します。

このフィードバック信号は、決められた脳波の振幅の基準値かどうかを条件としません。

基準的や望ましいとする振幅の範囲を指示しません。

トレーニングでパラメーターを知らせる報酬や妨げはありません。

脳に対して「判断しません」

フィードバック信号により脳は異常を認知しますが、脳に上書きしようとしません。

さらに詳しく

Association for Applied Psychophysiology and Biofeedback (AAPB)(応用精神生理学とバイオフィードバックの協会)と、International Society for Neurofeedback Research (ISNR)(ニューロフィードバック リサーチ インターナショナル協会)による定義によると

バイオフィードバックとニューロフィードバックは教育的なプロセスです。

意識的に生理学的な活動を変えることを学びます。

対照的にブレイン・シンメトリーは意識的な学習ではありません。

意識的にコントロールしようとする働きかけがありません。

考え方の約束や教育的な対話がありません。

むしろ、コントロールしようとする意志をやさしく解放するように働きかけます。

正確な評価が難しく、もしくは現在不可能ですが、私たちの意識は神経系の全体の情報処理力の微小の部分を管理していることは疑いありません。

例えば、意識は最大の速さ(12~40ビット/秒)で書かれた言葉の内容を理解できます。

感覚、運動、体内部の自己制御機能である無意識は、非常に大きい量の情報(数億ビット/秒以上)を処理しています。

正確な情報を提供することで、意識的な学習に関連した遅い処理速度に頼る(依存する)ことなく、意識的な認識や学習に典型的に関連しない神経系の大規模な情報処理力で回復したり、かみ合わせたりすることが出来ます。

神経系の高い情報処理力へのフォーカスが、ブレイン・シンメトリーの特徴です。

データ分析 スピードと正確さ

フィードバックする時間

脳波信号が発生したあと、ブレイン・シンメトリーは25ミリ秒以内に聴覚のフィードバックをクライアントに提供します。

多くのニューロフィードバック・システムは最高2.5秒以内にフィードバックをクライアントに提供します。

周波数スペクトル分解度

ブレイン・シンメトリーは0.1Hz程度の狭いEEGの情報のフィードバックを区別、提供することができます。

多くのニューロフィードバックシステムは、周波数スペクトルの幅広い範囲でフィードバックを提供します。

例)4-8ヘルツまたは16-24ヘルツ以上です。

確実な変化

グラフ

実際に、トラウマが消去できるか不眠症をお持ちの30代男性に協力していただきテストを実施しました。

(A)は、施術で使用する音(B)は、リラクゼーション向けの音楽(C)は、静かな環境の音です。

グラフをご覧ください。黄色が右脳、赤色が左脳です。

不眠症は、この部分の脳波が多く出ており、また、左右のバランス(左右の脳波の大きさ)が悪くなる傾向があります。

不眠症を改善するためには、大きさを小さくし、左右のバランスを整える必要があります。

<結果>(A)全体的な脳波の大きさ、左右のバランスが改善したため、不眠症が改善します。

(B)多少変化していますが、前後でほとんど変化がないため、不眠症を改善することが、出来ませんでした。

(C)変化していないため、 不眠症は改善していません。

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