こんにちは、トラウマ駆逐をしている日本脳機能トレーニングセンターの渡辺です。
「トラウマを無くしたい」と思っていても、過去にこだわってトラウマを大きくしているケースがあります。
いろいろとお伝えする前に、「脳の中で過去・現在・未来は混ざっている」ということがポイントになりますので、確認していない方は読んでからの方が、よりわかりやすいと思います。
トラウマを思い出す度に、自分の首を絞める
過去にこだわることは、良い面もあります。
しかし、トラウマという過去にこだわるがために、自分の首を絞めてしまうなんてことをしていることもあります。
例えば、「トラウマを無くしたい」と訴えていて、何度もトラウマに関係する記憶について語るケースです。

トラウマを無くしたい

(トラウマを思い出しつつ)
子どもの頃、イジメられた。その時・・・

あ〜〜〜また思い出してる〜〜

子どもの頃、イジメられた。その時・・・

子どもの頃、イジメられた。その時・・・

トラウマに関連する記憶を思い出すと、その時の自分を思い出すため、自分に対してダメージを与えてしまいます。
何度もループしているので、トラウマだけではなく認知の問題もありそうなのですが、分からなくてなってしまうので、認知の問題は一度、横においておきますね。
どうして、自分で自分の首を絞めるの?

どうして、自分で自分の首を絞めるようなことをしてしまうのでしょうか?
もしかしたら、つらいことを思い出すのが好きなのかもしれません。
過去の出来事へのこだわりがあるからなのかもしれません。
いずれにせよ、つらいことを思い出しているのは、今の自分であって過去の自分ではありません。
今の自分が、つらいトラウマに関係することを思い出しているわけだから、今の自分が、トラウマとは全く関係ないことを考えてもいいわけです。
でもね。できないんです。
トラウマが必要だから

トラウマを無くしたいと思っている本人は気がついていませんが、「トラウマを無くしたい」と言いつつも無意識に自分を偽っていることがあります。
過去を否定すると、今の自分も否定することに繋がりますし、トラウマは自分にとって非常に大切な記憶でもあるし・・・
自分に嘘をついていないか、チェックしよう
トラウマを克服、駆逐するためにも、自分に嘘をついていないか、チェックしてみましょう。
注意!同じ言葉でも、偽っていないこともあります。

皆がそう言っている

ルール的には〜〜だ

個人的な意見は別として・・・

客観的にいうと〜〜

みんなそうだよね

普通はそう考えるでしょ
もちろん、上にあげた例以外にもあります。

でもね。自分では気がつきにくいの。
お友達やご家族にチェックしてもらった方がいいですよ。
自分に嘘をつくことを辞めるだけで、トラウマが別のものになる
自分に嘘をついていることに気がつき、自分を偽ることを辞めるだけで、トラウマは別の何かに変化します。
自分を偽っていないか、ぜひチェックしてみてください。
動画はこちら
完全予約制です。
まずは、体験トレーニングであなたの現状をお聞かせください。あなたのお力になります。