記憶 症例

症例 記憶 症例
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記憶力を改善したい10代男性

目的

トレーニングの目的は、記憶力を改善し学校のテスト(算数・数学)で点数がとれ、成績を向上させることでした。

状態

  • 記憶が定着しない
  • 学校のテストの成績が悪い
  • 好きな科目以外、覚えようとしない

トレーニング内容

起きているにもかかわらず、デルタ波と呼ばれる3Hzまでの脳波が非常に多く、記憶に問題があるパターンでした。起きているときのデルタ波を低下させるトレーニングを行いました。

また、苦手なことを極端に避けることから、逃げて対処する方法だけが際立っていたため、ただ逃げるだけでは、辛くなる可能性が高くなることに気が付き、対処方法を自分で考え判断できる能力を向上させるトレーニングを行いました。

セルフケア

自分自身の変化に気が付きにくいため、1行日記にチャレンジしてもらいました。

経過

トレーニング期間は約4か月間、徐々にではありますが、良い方向へと向かっていきました。

解説・考察

学校の成績の偏りが多く、自分の得意な教科は優秀な反面、苦手な教科は底辺という状態でした。

個性として、得意な科目を更に伸ばし、苦手な科目を残しておく方法もありますが、社会生活を営む上で障害となってしまう可能性が高かったため、トレーニングによって、苦手な教科でも最低限の理解ができるようになりました。

人間の歴史やエゴを学びますと、 苦手なこと(弱み)につけこんで騙すことは、今後も無くならないと考えられます。

苦手なことを自覚し、友人や家族に相談できるスキルを伸ばす必要性を強く感じた症例でした。

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