てんかん・過敏性腸症候群・社交性・睡眠 症例

症例 てんかん 過敏性腸症候群 社交性 睡眠 てんかん
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睡眠と社交性を改善したい10代女性

目的

トレーニングの目的は、寝つきが悪く眠ると悪夢や嫌な夢を見てしまい目覚まし時計のベルにも気が付かない問題と、てんかん発作の問題と、お腹が常に痛い問題、自分に自信がもてない問題を解決することでした。

状態

  • 嫌な夢や寝汗をかくことがある
  • 気分が沈んで憂鬱
  • 今まで楽しめていたことが楽しめなくなった
  • 時折、身体のだるさ、不調、腹痛、吐き気を感じる
  • 下痢と便秘を繰り返す
  • 自分に自信がない
  • 集中力に欠ける
  • 疲れやすい

病院で診察を受け、ゾニサミド(エクセグラン)抗てんかん薬、オランザピン、柴胡桂枝湯 、忘憂歓を服用中。ただし、オランザピンを服用すると効きすぎて学校に行けなくなる。

トレーニング内容

自分自身の状態を安定させることができなかったため、気持ちを安定させるトレーニングを行い、緊張するクセも見受けられたため、緊張をほぐすトレーニングを実施しました。

セルフケア

セルフケアとして自分に自信が持てるように、部屋で一人になったとき、私が嬉しい・楽しいことを毎日10回考えることを提案しました。

経過

トレーニング期間は2か月間で、徐々に良い方向へと向かっていきました。

解説・考察

てんかん、過敏性腸症候群、社交性、睡眠と複数の問題が複雑に絡み合っており、悪循環しており、一つひとつの問題を丁寧に解決していくことが必要でした。

特に、自分のやりたいことをするために身心を緊張させ、終わったら体調が悪くなるというような悪循環を持っており、悪循環を断ち切るために考え方のクセを変えていく必要がありました。

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