パニック症を改善したい50代男性
目的
トレーニングの目的は、パニック症を改善することでした。
状態
クリニックで診察を受け、パニック症と診断され、ブロマゼパム(レキソタン)を服用しています。
また、前世療法や退行催眠療法などを受けています。
トレーニング内容
「不安はない状態」とおっしゃっていても、不安を感じている脳波のパターンとなっていたため、現在の状態を自覚できるトレーニングを実施しました。
また、脳波のバランスが悪かったため、バランスを整えるトレーニングも実施しました。
セルフケア
過去の経過などを考え、セルフケアは実施しておりません。
経過
トレーニング後、不安を感じにくくなり、頓服で服用していたブロマゼパム(レキソタン)の量が減少しました。
また、会社のイベントで苦手な場所に行きましたが、以前より問題を感じることなく過ごすことができました。
さらに、疲れてくると不安を感じることが多くなるため、ブロマゼパム(レキソタン)を頓服していましたが、頓服しなくても過ごせるようになりました。
解説・考察
自覚と実際の状況が解離しているケースが多く、「思い通りにいかない」などのストレスをためやすい傾向がありました。
パニック症の場合、「何とか頑張ろう」とする気持ちが空回りすることが多く、「何とか頑張ろう」の背景には、「自分の状態を無視」するような気持ちがあります。
「自分の状態を無視」 するのではなく、「自分の状態を受け入れて、できることをする」ことが大切です。